ソフトバンクのグループ会社がBullishに82億円分出資!
ソフトバンクのグループ会社である「SB Northstar」は、Block.one傘下の仮想通貨関連企業「Bullish」に約82億円(7,500万ドル)分出資することが判明しました!
「Bullish」はデジタル資産のフィンテック企業で、現在は仮想通貨取引所の設立を進めています。Bullishはニューヨーク証券取引所にSPAC上場することを計画しており、SB Northstarは1株約1,100円(10ドル)で販売される予定の株式を750万株分買うことに合意しているそうです。このことは、2021年7月米証券取引委員会に提出された書類から判明しました。
Bullishに対する今回のSB Northstarの投資は、機関投資家からの関心の高さを表していると思われます。
そんなBullishは、「Far Peak Acquisition Corporation」という特別買収目的会社との合併に向けても話を進めています。2021年7月10日には、年末までにSAPC契約が正式に成立して、企業価値は約9,900億円(90億ドル)にもおよぶ見通しであることが発表されました。
ソフトバンクグループでは仮想通貨関連投資が相次いでいる!
現在、ソフトバンクグループでは仮想通貨関連投資が相次いでいます。2021年7月15日、英デジタル銀行「Revolut」がソフトバンクグループである「ソフトバンク・ビジョン・ファンド2」などから、約880億円(8億ドル)の資金を調達しています。
今回調達した資金は、アメリカやインドなどを対象にしたグローバル事業の強化などに活用するようです。
Revolutは仮想通貨取引所として仮想通貨サービスを提供しており、ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・XRP(リップル)などのメジャー銘柄をはじめ、DeFi銘柄の取引も行えます。
まとめ
現在、ソフトバンクグループは仮想通貨やブロックチェーン関連企業への関心を高めており、積極的に投資を行っています。
2021年7月1日にもソフトバンクグループは、ブラジル最大仮想通貨取引所である「Mercado Bitcoin」に出資をしています。「Mercado Bitcoin」は、「SoftBank Latin America Fund」から約220億円(2億ドル)を調達しているそうです。
また、Sorare(ソレア)というブロックチェーン基盤のファンタジーフットボールゲームが、ソフトバンクなどから約600億円(5.3億ドル)を調達する予定であることも発表されています。